新潟市中央区田町にある内科・循環器内科(心臓、高血圧、狭心症、不整脈)・在宅療養支援診療所クリニック

おかむら内科下町クリニック 心臓 岡村和気

院長 岡村和気

新潟市中央区田町1-3239-1
(旧済生会病院、旧済生会新潟内科診療所)
☎︎ 025-226-7712
朝は8時25分までは診療準備等で電話には出られません。
月・火・木・金の13:00~14:00の電話対応はお休みさせていただいております。

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Living Willについて

ー終末期医療における事前指示書ー

 
当院では、在宅医療を行っておリますが、認知症や寝たきりになる前に、自分の終末期をどのように迎えたいかということについて、書面で残されている方は非常に稀です。
そのような状態になった際に、家族もどこまで治療をしていいか?と迷うケースもあり、中には「先生に全てお任せします」というケースもあります。生前、口頭で何もしなくていいと言っていたとしても、それを聞いた子と、聞いていない子の間で意見が割れるケースもあります。また、治療方針を巡って言い争いになるケースもないわけではありません。親は延命治療は望まないと言っていたといっても、それが本当なのか?と疑問を呈することもあります。
それらを回避するためには、終末期医療における事前指示書(リビングウイル)を残しておくことが、子供たちに負担をかけないもっとも有効であろうと考えます。ただ、そうは言っても、どうやって残したらいいかわからない。書き方もわからないという方が大半だと思います。
そのため、当院に高血圧やその他の慢性疾患で通院している患者さんや、慢性疾患ではないけど、風邪などで通院している患者さんたちのために、あらかじめ書式で残してもらうことを検討しています。もちろん、強制は一切ありません。あらかじめ指示書を残したい人が残すということです。
今後、どのように運用するかはまだ決まっていませんが、現時点では、指示書を作り、年に1回程度、その気持ちが変わっていないかどうか、確認し、サインをしてもらうことを検討しています。
また、かかりつけではない場合、どのようにするかということも今後検討をしております。
平成30年1月14日の時点では、基本的には、慢性疾患にてかかりつけの患者さんを対象にすることとしております。その理由として、定期的に話しをしやすい環境にない場合、リビングウィルの取り消しにハードルができてしまうという問題点があります。かかりつけの場合は、毎月の診察の中で「やはり取り消したい」と簡単に取り消しができますが、かかりつけじゃない場合は、クリニックまでくる必要が出てしまい、ハードルができてしまうためです。
現時点では、平成30年4月からの運用を検討しております。
詳しい方法が決まりましたら、再度、HP上にて告知させていただきます。
 
平成30年4月より運用を開始します。
基本的に慢性疾患にてかかりつけの患者さんを対象としております。ただ、他院にてかかりつけがある場合などは、そちらでの運用を検討していただければと考えますが、どうしてもそれができない場合などは、ご相談ください。
 
 
 
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